古志郡 三宅神社 伝承と祭神の研究

三宅神社に古くから伝わる伝承と多くの謎を通して地域史を考えます。

2015-08-21から1日間の記事一覧

古志の八岐大蛇伝説(高志之八俣遠呂知)

2015/8 新潟日報 地域版 「日本書紀」では「八岐大蛇」、「古事記」では「八俣遠呂智」と書かれる。特に「古事記」では「高志之八俣遠呂知」と書かれて、地域名の「高志」が強調されている。 その「古志」地域の中心にある式内社「小丹生神社」の鎮座する地…

波多武日子命と秦との関係について

三宅神社に伝わる社伝に「元素人皇八代孝元帝の皇子大彦命の男宮波多武日子命越の国を賜り玉ふ。時に新羅王子天日桙命を倶い中津国に至り天皇に仕へ奉る。この時越の川東を賜り波多武日子命、天美明命を婚り合せ此の国に至り賜ふ。」の一文がある。 この伝承…

三宅神社の祭神について

◯波多武日子命・天美明命 ◯天日桙命 ◯大彦命 六日市町 三宅神社:波多武日子命・天美明命の二座 中潟町 三宅神社:天日桙命 妙見町 三宅神社:大彦命 三宅神社の祭神が記載された最古の記録は、 「神祇宝典」1646年(正保3年)の ◯古志郡 三宅神社二座 三宅…

延喜式内 三宅神社二座  『当社旧記古證 並 御廟山大絵図 寫』   

延喜式内 三宅神社二座 当社旧記古證 並 御廟山大絵図 寫 寛文5年(1665年) (不明部分有るため概要) 越の宗廟三宅神社の由来は、元素人皇八代孝元帝の皇子大彦命の男宮波多武日子命越の国を賜り玉ふ。時に新羅王子天日桙命を倶い中津国に至り天皇に仕へ奉…

HPから引っ越しました。

こらから少しずつ充実させる予定です。 今後ともどうぞよろしくお願いします。 千年の昔、延喜式神名帳に記載された古志郡筆頭社「三宅神社二座」 神の隠れ住まう杜「神名倉」の麓に営々と続く多くの謎と伝承が残された当地域の歴史と文化を紹介します。