古志郡 三宅神社 伝承と祭神の研究

三宅神社に古くから伝わる伝承と多くの謎を通して地域史を考えます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

長岡-小千谷東山『行者の道』

東山地区の行者の道 長岡の東山から小千谷市の東山にかけて、中世「行者の道」を想定したのは昭和44年発行の小千谷市史の編纂委員で当時新潟大学人文学部教授の井上鋭夫氏である。以降、山古志村史・長岡市史双書にも引用されている。小千谷市史から該当する…

三宅神社二座の座数について

延喜式記載の「座」の意味 古志郡三宅神社は延喜式神名帳に「二座」と記載されている。延喜式で言われる「座」とは神社に鎮座する神の数のことである。 延喜式神名帳に記載された神社(式内社)は全国で2,861社で、そこに鎮座する神の数は3,132座である。(…